自分に合ったホワイトニング方法はどれ?
ホワイトニングには主に4種類の方法があります。それぞれのメリットとデメリットを把握して、自分に合った方法を選んでみて。
安全で即効性のあるオフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯を白くする方法です。薬剤には濃度の高い過酸化水素水が使用できるため、一回で効果を実感。短期間で白くすることができます。一般的なやり方は、クリーニングをした後、歯に薬剤を塗ってライト照射をします。放置時間や回数は歯科医院によって多少変わりますが、一回あたりの施術時間の目安は10分×3回=30分ほど。ただし、急激に色素を抜くので色戻りしやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
・メリット: すぐ効果がでる。
効果が長持ちする。
・デメリット:色戻りしやすい。
定期的に通院が必要。
・持続期間:3~6ヶ月
効果が長持ちするホームホワイトニング
歯科医院の指導のもと、自宅で自分で行うホワイトニング方法のことです。歯科医院で作成した専用マウスピースを使用します。ジェル状の薬剤をマウスピースに入れ、毎日数時間装着します。オフィスホワイトニングで使用される薬剤に比べ、安全を考慮して濃度の低い過酸化尿素などが使われています。よって、満足のいく白さになるまで時間がかかりますが、歯の内部からじっくり漂白するので効果が長く続きます。
・メリット:効果が長持ちする。
自分の好きな時にできる。
・デメリット:効果が出るのが遅い。
自分で行う手間と時間がかかる。
・持続期間:6ヶ月~1年
いいとこどりのデュアルホワイトニング
より効果を高めるためにオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。歯科医院でオフィスホワイトニングを行った後、自宅ではホームホワイトニングを継続します。短期間で歯を白くし、効果を持続させることが可能です。オフィスホワイトニングのデメリットである色戻りしやすい点を補えますが、自宅でも定期的に行わなければいけないという時間と手間がともないます。
・メリット:すぐ効果が現れる。
効果が長持ちする。
・デメリット:自分で行う手間と時間がかかる。
・持続期間:約1年
安く自分でできるセルフホワイトニング
自分で行うホワイトニング方法のことです。市販のホワイトニングキットなどを購入して自己判断のもとで行う方法も指しますが、主にホワイトニングサロンなどとうたった医療機関ではない施設で行うホワイトニング方法のことを言います。最近はスポーツジムやエステサロンなどでも行われ、低価格で手軽にできるホワイトニングとして広まっています。でも、薬剤に歯を白くする効果の高い過酸化水素水が使用できないため、歯の表面の汚れを落とす程度なら可能ですが、本来の歯の色より白くすることはできません。
・メリット:費用が安い。
・デメリット:本来の歯より白くできない。
歯科医師による安全なフォローがない。
・持続期間:約6ヶ月